日別アーカイブ: 2017年1月27日

各種のパブリックコメント、みなさんのご意見を市役所に

今年度末で、市の基本構想である「第4次総合計画」が期限を迎えるため、次期の「新たな総合ビジョン」を今年3月末までに策定する作業が行われています。1月末までの日程で、「富田林市総合ビジョン」と「水道事業ビジョン」について、パブリックコメントが実施されました。
2月には、富田林市「地域福祉計画」、「男女共同参画計画」、「金剛地区再生指針」、「第2期耐震改修促進計画」について、パブリックコメントを実施する予定です。(市の2月広報を参照してください)
国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づき、2016年3月に、富田林市まち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されて、同時に、富田林市人口ビジョンも示されました。
2016年3月末に、富田林市公共施設等総合管理計画を策定しています。市は、この「基本計画」を実践する「富田林市公共施設再配置計画」を、今年度中に策定するための作業を開始しています。これに関する「市民アンケート」では、具体的な施設名で「公共施設の複合化・集約化」について設問し、「小・中学校」や「幼稚園・保育所」の「統廃合」についての意見なども求めています。
私たちは、本市の将来や市民の生活に多大な影響を与えるものであり、人口減少にともない公共施設の廃止、統合が進められることを懸念しています。公共施設の設置目的から存続・廃止を考えるのではなく、維持コストを優先し施設管理の検討をすすめることになるのではと危惧しています。公共施設の今後の在り方を検討する際には、それぞれの施設利用者や利用団体の意見を大切にする必要があります。
富田林市立幼稚園・保育所あり方検討委員会が設置され協議が開始されています。ここに市は、6園の公立保育所を4園に、13園の公立幼稚園を5園にし、新たに「子ども園(公立1園、私立1園)」を新設する計画を示しました。この事態に対し、長年にわたる関係者の努力で築かれてきた本市の保育水準が、どんどん後退させられるのではないかと、多くの方々からの疑問や怒りの声が大きくなっています。
2015年11月に、第3期行財政改革プランが、「平成27年度から平成31年度までの5ヵ年を計画期間、目標効果額を12億5百万円と設定」し策定されています。このなかには、市民負担の増や、施策の後退など市民生活に大きな影響を与える事業項目が多数あり、市民の皆さんとともに監視を強めていきたいと考えています。
これらの「計画」などは、国の求めに応じたもので、それぞれ根拠となる法律や政省令も異なります。一番の問題点は、地方自治が大きく侵害されていることです。
政府は、地方財政削減、国から地方への国庫支出金を削ることを狙っています。国の役割としては、子育て支援や介護など福祉分野や、防災など課題が山積する地方自治体が、「住民福祉の増進を図る」機関としての役割を果たせるよう、地方交付税の拡充や一般財源総額の増額こそ求められています。
また、今後10年間の市の基本計画となる「総合ビジョン」が、まだ策定中なのに、各種の「計画」が、すでに策定されていたり、同時進行で策定されようとしています。果たして、基本計画である「総合ビジョン」と、各種の「計画」が整合性のあるものとなるのか疑問です。
長年の市民の皆さんの声や、運動で築き上げられてきた各種の施策が後退することのないように、力を合わせて監視していく必要があります。

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