消防団車庫の改修、防災用品備蓄促進を

次に、本市の消防団体制の強化について伺います。

「総合ビジョン」の「総合基本計画」には、消防団関係については、「消防団の担い手確保など、地域における消防力の強化が必要」なことや、「消防団の加入促進や活動に必要な資機材などの整備を支援し、団員の確保と組織の強化を図る」としています。

そして、今年、策定された「公共施設再配置計画」では、何個所かの消防分団車庫について「建物劣化度が高いことからハード面に課題があります」としています。

昨年の台風による大雨で、土砂災害などが本市でも多数発生しました。今年5月の雨でも被害が発生しています。防災や、災害時の対応で消防団の役割がますます大きくなっています。

特に、広範囲の大規模災害が発生した時には、それぞれの地域で活動していただかなければなりません。防災や災害時の活動拠点となる消防団詰所・車庫で、「建物劣化度が高い」と判断されているところについては、早急に改善する必要があります。

3月議会で見解をおききしましたが、「消防活動という市民の安全・安心には欠かすことのできない施設であることも踏まえ、引き続き、計画的に改修等を行うことで、適正な維持管理に努めてまいります」とのことでした。

各地域における防災や、災害時の活動拠点となるのが消防団車庫です。

そこで、消防団車庫への配置品に、防災備蓄品を加えることを求めます。

現在、防災用品については、避難所とともに何か所かに分散備蓄されています。

しかし、地域の災害時の活動拠点である消防団車庫には、そのような備えはありません。災害時には、消防団員は消防団詰所となっている消防車庫に集まり活動を展開します。現在も、消防団は、台風時や気象警報が出ると詰所に集まり警戒態勢をとっています。

災害などが発生すれば、詰所から現場に駆け付けるわけですが、備蓄品が必要になれば、現場から備蓄施設まで走ることになります。消防団車庫に、最小限でもブルーシートや土のう、食料などの備蓄が必要です。

また、「建物劣化度が高い」とされている消防団車庫の建て替えなどの改善について、今後の具体的な計画をお示しください。

 

次に、2013年末に、「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」が施行されました。そして、消防庁から都道府県知事に対して、「地域防災力の充実強化を一層推進」するとともに、市町村への周知を要請する「法律の公布および施行について」の「通知」を出しています。

「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」と、消防庁の「通知」によれば、一つは、「消防団の強化」や「地域における消防体制の強化」に関する事項について、市町村の地域防災計画に定める。二つ目に、市町村は、消防団の強化に努め、市町村全域への設置を推進する。三つ目に、国及び地方公共団体は、消防団に対する地域住民の理解を深めるように努め、消防団への加入を促進する。四つ目に、公務員の消防団員との兼職特例により入団促進を図る。五つ目に、事業所や大学などに消防団活動への協力・理解を求める。六つ目に、消防団員の処遇の改善や、消防団の装備の改善が求められていました。

 

そして2014年3月議会で、これらへの対応についてお聞きしたところ、「今後、地域防災力の向上と団員確保の観点から、処遇改善に向け研究」することや、「消防団の装備状況は、一部新しい基準どおりに装備されていないものがあり、国の基準に照らして未装備のものについては順次整備してまいりたい」などの見解をお聞かせいただきました。

質問から4年経過していますので改めて、これらの進捗状況をお聞かせください。

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