高齢者の健康維持のために

 

次に、高齢者の社会参加と健康促進をもとめて伺います。

本市では、65歳以上の高齢者の割合が全人口の28%となり、今後も増加が見込まれています。高齢者の福祉・医療・介護は市の施策の中でも重要な課題となっています。しかし、国は医療でも介護でも高齢者施策を後退させ、負担増と給付の切り捨てをすすめ、公的介護や医療制度に対する国民の不安が広がっています。

医療保険制度の改悪で医療費を抑制するのではなく、高齢者の健康促進と社会参加を積極的におしすすめて、健康に老後をむかえ安心で充実した老後を過ごせるように高齢化社会を迎えるべきだと考えます。

市では、高齢者やその家族の方から福祉や介護、医療など高齢者の問題を直接相談できるほんわかセンター(地域包括支援センター)が、市内を3つの区域にわけて設置されています。

また、総合福祉会館にある社会福祉協議会は、社会福祉法にもとづき「地域福祉の推進・支援」を目的として、校区・地区福祉委員会、民生・児童委員、ボランティアの皆さんや関係機関と連携して高齢者支援の仕事にあたっておられます。

市内各地では地域のボランティアである「福祉委員」が活躍され、高齢者の集まりの場の企画や見守り活動など、校区や地区ごとに福祉委員会が様々な取り組みを実施されています。

地区福祉委員会が主催して高齢者を対象にして地域ごとに、交流の場を提供しているのが「いきいきサロン」のとりくみです。その規模や内容、開催のサイクルは様々ですが、市内の50か所近くで「いきいきサロン」がおこなわれています。

高齢者の社会参加や健康促進のために、地域住民と市や専門機関が連携してとりくまれ、高齢者がいきいきと参加し、世代間交流の場ともなっています。

 

清水町の府営住宅では、地区福祉委員会主催で月2回、住宅の集会所を利用して「いきいきサロン」の取り組みが行われています。

約10年前ボランティアが持ち寄ったお菓子を食べながら、10人程度でスタートしたそうですが、今ではボランティアのスタッフが24人、参加される高齢者の方が約60人に広がり、健康体操、カラオケ、趣味の手芸づくり、病院と連携した「医療相談」、地域包括支援センターや社会福祉協議会による「なんでも相談」などが行われています。

ボランティア自身も高齢者の方が多く、運営するスタッフと高齢の参加者がいっしょになって笑い声いっぱいですすめられています。

住宅の中で引きこもっていた一人ぼっちの高齢者の方や、地域のコミュニケーションから隔離されていた高齢者の方が「いきいきサロン」で、生きがいや健康増進や交流の機会を取り戻しています。

自主的な取り組みで住民が協力して誘い合い、お茶を飲んで語り合ったり、みんなで楽しい健康体操、手先を使う手芸、カラオケ、医療機関から看護師さんが来てくれる健康相談、「なんでも相談会」ではどんな問題にも対応して、社会福祉協議会が市の担当部署や専門家を紹介してくれます。「いきいきサロンは」高齢者の方が楽しみにし、頼りにしている存在となっています。

私は自宅マンションの管理組合・自治会の役員をしていますが、20年前の新築の頃には子どもの問題がよく議題になりましたが、今では高齢者も増え、マンションの共有部の段差の改修、ヘルパーさんの駐車スペースの確保、高齢者宅のボヤ、インターホンと非常呼び出しボタンの押し間違い、など高齢者対策がよく議題に上がるようになりました。民生委員の方も一人暮らしの高齢者の方の掌握や、自主防災会も高齢者の避難誘導などで対策を考えています。自治会でも、バラバラに各部屋で暮らしている高齢者の方がマンション住民同士で交流できたり、何かお手伝いできないかなど話題になるようになりました。他の地域の自治会の方からも「高齢者のためのとりくみをどんなふうにすすめたらいいのか」と相談を受けることがあります。

市の地域福祉課、高齢介護課、社会福祉協議会などが連携して高齢化社会に対応する積極的な取り組みはどの地域でももとめられており、「いきいきサロン」は各地で市民に歓迎されています。

現在の、「いきいきサロン」に対する支援の内容を教えてください。

今後もこのとりくみを各地域に広げ、現在おこなわれている活動への援助も拡大する必要があります。補助金の増額をもとめる声をお聞きしていますが対応はいかがでしょうか。

 

高齢者の健康促進・病気予防の手立ては、医療費の削減にもつながり、積極的な展開が必要だと考えます。高齢者対策への効果的な出費は、健康・生きがいを創り出し、みんなが住みやすいまちづくりにつながります。

以前にも取り上げましたが、市の公園に高齢者向けの健康遊具の設置を進めるようもとめてきましたが、その後の進捗をお聞かせください。

また、老人会などから福祉会館に設置されている磁気マッサージ機などの増設の要望を聞いていますが計画をお聞かせください。

 

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