児童・生徒の放課後の安全について

次に、すべての児童・生徒の放課後の安全のためについて伺います。

 2011年12月議会の日本共産党代表質問で、「災害時に園児・児童・生徒の命を守るために日頃の取り組みが大切」として、本市の地域防災計画について詳しくお聞きしています。

その時のご答弁で、「富田林市立学校園、保育所並びに学童クラブ」で、「子どもたちの命を守ることを第一に、各校・園・所において危機管理マニュアル等を作成している」ことや、その中で「地震対策を含む防災についても、施設及び備品等の点検、危険物の転倒及び落下の防止、管理職を初めとする職員の対応や関係機関への連絡体制、子どもたちの指導や誘導方法など、きめ細かく、かつ具体的に定めております」と答えておられます。

「通園・通学路の安全点検と、登校・下校時に地震などが発生したときの対応」については、職員による巡回、子どもたちや保護者並びに地域の方々からの情報をもとに、危険個所を特定し、マニュアルに反映させていると答えられました。

 

また、同じく学童クラブについて、「古い施設もあり、耐震構造となっているのか、防災マニュアルはあるのか」や、防災教育実施の必要性についてもお聞きしています。それに対しては、「老朽化しているプレハブ施設もあり環境整備を行う必要がある」「避難3原則を徹底して子どもたちに指導し、子どもみずからが主体的に判断し、みずからの命をみずから守るという防災教育を本市でも取り組む必要がある」と答えられています。

 

こども未来室にお聞きしたところ、富田林市では、「不審者侵入時対応マニュアル」と「地震発生時対応マニュアル」という一枚もののマニュアルがあります。不審者侵入時対応マニュアルをみましても、「通報係」、「避難誘導・安全確保係」、「侵入者対応係」と3つの係に分かれていますが、指導員と補助員合わせて2人しかいない学童クラブもあり、各学童クラブの実情に応じたものになっているとは言い難い点があります。

 

公立の学校、幼稚園、保育所、学童クラブで危機管理マニュアル等を作成しているとのことでしたが、それぞれの施設の実情に即した危機管理マニュアル作成が進められているのか、各施設によって実情が異なりますが、本市でどの程度把握されているのかお聞かせください。

 また、危機管理マニュアルには「管理職をはじめとする職員の対応や関係機関への連携体制、子どもたちの指導や誘導方法」などについても「具体的に定めて」いるとのお答えでしたが、すべてのところでマニュアルにもとづいて防災訓練などを実施されていますか。

 さらに、ある学童クラブでは、地震発生時と不審者侵入時を想定した避難訓練をされて、その際に明らかになった施設上の不備、例えば出入り口が1箇所しかない、非常口として使おうと思った網戸が開かなかった、などの声があります。そういった声をもとに、各施設任せにせず、本市が責任をもって、連携体制の強化、施設面の改善をすすめる必要があると考えますが、この間の進捗、改善点などをお聞かせ下さい。

 

 彼方と東条学童クラブはハザードマップの危険地域に位置しており、非常出口の確保や小学校の空き教室のうち、もっと安全な場所への移動など早急な対策が必要と考えます。

 これだけ防災対策が問題視されている中で、市が作成しているハザードマップの崖崩れ等の危険地域にすっぽり入っている学童クラブに対し、抜本的な対策をせず事故が起きてからでは遅いと懸念いたしますが、市の見解をお聞かせください。

次に、学童クラブでの緊急時対応について、特に不安の声があがっているのが、保護者への連絡に非常に時間をとられ対応の遅れが懸念されるという問題です。

「具体的に定めている」と答えられていた学童クラブのマニュアルには、「保護者へ連絡」とあるだけです。学童クラブにはパソコンもネット環境もないため、小学校の防災一斉メール送信のように速やかに連絡ができず、1回線しかない電話で指導員・補助員が1人1人の保護者の方に電話をして知らせている状況です。

 小学校の防災一斉メールを利用することができるように個別で学童クラブと小学校で連携されているところもあるとお聞きしました。

今後、すべての学童で災害情報や不審者情報が入った際に速やかに保護者に連絡を行えるよう、小学校の防災一斉メールの利用など、市の責任として、色々な手段について連携対応を進める必要があると考えますが、いかがですか。

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