質問原稿6『イノシシ被害対策の充実を』『イノシシ捕獲活動に支援を』

  • イノシシ被害対策の充実を
  • イノシシ捕獲活動に支援を

12月市議会での日本共産党市会議員団代表質問より

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次に、イノシシ被害対策の充実を求めて伺います。

本市内においてイノシシなど鳥獣被害が問題になってきたのは、2004年の秋ごろからだと記憶しています。

最近は、収穫直前の稲をイノシシに毎年のように荒らされて、「耕作する意欲がなくなった」と言われている方が、何人もおられます。

主には、イノシシとアライグマによる農作物被害が、地域とともに、サツマイモなどのイモ類から、トウモロコシ、スイカ、ミカン、コメなど被害にあう農作物の品種まで拡大し続けています。

当初は、嶽山を中心にした被害区域でしたが、今は、農地造成区域内や、住宅敷地にまで被害が及んでいます。

耕作者の方は、防護柵や電気柵など対策を講じるとともに、多くの方が「わな」による狩猟免許を取得し、地域で協力しながら設置した「箱わな」を管理して、捕獲したイノシシを処分するなどの自衛策も実施されています。

被害地域では、イノシシやアライグマとの攻防が日常生活の一コマとして展開しています。

大阪府のイノシシ対策である「鳥獣管理計画」を見ると、「平成25年度には有害鳥獣捕獲が1830頭、狩猟による捕獲が1143頭」とのことですが、本市での捕獲実績についてお聞かせください。

 

大阪府の資料で、「耕作放棄地や竹林は、イノシシに好適な生息地を提供し、里地での被害発生の一因となっている」とあります。そして、府は、「地域ぐるみで集落全体を囲むなど効果的・効率的な取り組みを実施している地域はごく一部」であり、「被害防止は地域ぐるみで行うことが有効である」として、「2ヘクタール以上の受益農地を対象に防護柵などの整備を行う際、整備費の一部を補助する」対策事業を実施しています。

 

また、大阪府は、「府内では、小規模な圃場が多いことから、効率化を図るため、補助事業を活用し集落ぐるみの防除を推進する」としています。

そこで、本市でもイノシシ被害が広がっている土地改良区域について、周辺にイノシシの侵入を防止するためのフェンスなどを設置してはどうかと考えますが、見解をお聞かせください。

 

次に、この間、狩猟免許を取得するため助成制度を設けて、「わな免許」所持者が増えました。引き続き、免許の切り替えについても講習会の回数を増やすことや、身近な会場設定などの対策が必要だと考えますが、この間の取得状況とともに今後の対応策をお聞かせください。

 

また、大阪府の計画書には、「有害捕獲活動経費」として1頭当たり8千円を支援していると書かれています。

国の制度としても「捕獲活動経費の直接支援」として、「1頭当たり8千円以内を支援」する制度があります。

本市では、アライグマの捕獲については、「1頭につき2000円以内」の「協力報償金」制度があります。

イノシシを捕獲すると買い取っている自治体もありますが、本市でもイノシシ捕獲活動経費への支援を実施されるよう求めますが見解をお示しください。

また、大阪府は、「地域の特産品としてイノシシ肉を販売する」など、「有効利用について検討する」としています。市の見解をお聞きしておきます。

 

大阪府は、イノシシ被害防止のために、「イノシシを里に寄せ付けない環境づくりを推進する」として、具体的には、「市町村など関係機関と連携し、里地での被害発生要因と言われている未収穫作物や廃棄作物の撤去、圃場近くの山際の刈り払い、耕作放棄地・放棄された竹林などの整備によりイノシシを誘引する要因を除去し、人とイノシシの生息区域との緩衝地帯の創造に努めるよう住民へ普及啓発する」としています。

この文章を読み始めたときは、大阪府が対策をしてくれると一瞬期待しましたが、「住民へ啓発」策でした。

竹については、伐採した後の処理に困ってしまいます。イノシシは好物のミミズなどを探すために農道や山も畑も掘り返して、荒らしまくっています。農道の整備も必要ですが、個人の力ではイノシシに太刀打ちできない状況になっています。

大阪府が推奨する「山際の刈り払い、耕作放棄地・放棄された竹林などの整備」について、被害地域で、どの区域に対策を講じる必要があるのかなど、具体的に専門家の協力も得ながら進める必要があると思います。そのために市の対応や事業展開を求めますが、見解をお聞かせください。

 

イノシシ対策の最後に、市道・竜泉1号線に街路灯の設置を求めておきます。

以前に地元の町会連合会から、市に対して道路照明灯の設置を求める要望書が提出されていました。

夏場はともかく、今の時期、早い時間から暗くなりますが、そんな中、自転車で通学している人もいるようです。通行者の安全確保のためにも、道路照明の設置について真剣な検討を求めますが、見解をお示しください。

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