質問原稿4『安全でおいしい学校給食にするために』『給食センター建て替え期間中の給食の安全確保を求める』

  • 安全でおいしい学校給食にするために
  • 給食センター建て替え期間中の給食の安全確保を求める

12月市議会、日本共産党市会議員団代表質問より

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次に、学校給食が安全に提供されることを求めて伺います。

2018年完成予定の新学校給食センターの建設に伴い、今年8月から第2給食センターの解体工事が始まりました。

建て替え期間中、第1給食センターでまかないきれない約2300食分の学校給食は外部の民間給食会社に委託され、今年9月から、小学校16校のうち8校に給食が提供されています。
この委託した給食で、2学期早々に給食の開始が1時間も遅れたことをはじめ、食器の洗浄不備や異物混入など、この間に多くのトラブルが発生しました。

この間のトラブルの中には、食中毒やアレルギーショック症状を引き起こす重大事故が懸念されるものがありました。

私たち議員団では、保護者や学校給食を良くしたいと運動されている団体の方たちと、給食会社が調理した給食の試食や会社の調理現場を見てきました。

学校給食法では、「学校給食の普及充実及び学校における食育の推進を図る」ことが定められ、学校給食が教育の一環であり、行政の責任で学校給食を充実させることが明記されています。学校給食衛生管理基準には、「HACCP・ハサップ」、これは、国連食糧農業機関と世界保健機関・WHOの合同機関である食品規格委員会で、コーデックス委員会とも呼ばれているところの総会で採択されたガイドラインの考えに基づき、学校給食の衛生管理には厳しい基準が設けられ、「調理等の委託を行う場合も本基準の対象とする」と明記されています。

学校や給食の現場から私たちのもとには、「ご飯に金属片が入っていた」、「おかずにタワシの一部など異物が混入していた」、「きれいに洗浄されないままの食器が配られていた」などの情報が寄せられています。

また、「調理後2時間喫食の原則が守られていない」、「食器・食缶の汚れが目立ち、アレルギー児童への影響が心配」、「冷凍魚の解凍方法に問題があり、食中毒が心配」、「調理能力以上のことをしている」などの指摘も聞いています。

安全な学校給食の提供には、委託先に対して市のきびしい管理責任が求められます。今回の件について、教育委員会が行った調査や、この会社への対策指示内容、また、会社としての改善策、さらに、保護者への報告をおこなったのかなど、これまでの対応経過をお示しください。

「安全でおいしい」はずの学校給食で、児童の生命や健康が脅かされてはなりません。そこで、学校給食の委託内容についてですが、この会社では学校給食衛生管理基準と富田林市の作業マニュアルは適用され、衛生管理の体制は確立しているのか、また、富田林市の調理委託をこなすため調理員の増員や設備拡充などは行われたのか、状況をお聞かせください。

外部委託で安全に学校給食を提供するために、給食を委託する民間会社の調理能力に限界があると判断するなら、児童の健康と命を最優先にして的確な対策が必要だと考えます。

食中毒やアレルギー事故を防ぎ、おいしい給食を提供し続けるために、仕出し弁当方式ではなく、第1給食センターでの調理数を増やすとともに、中学校の給食施設を活用することも必要だと思っています。また、今後、委託期間にトラブルが発生した場合は、民間業者からの給食供給の一時停止も含めて抜本的な検討が必要だと考えますが見解をお聞かせください。

次に、現在、本市の学校給食で、アレルギー除去食の提供状況、アレルギーを持つ児童が献立を見て喫食するかどうかの判断は誰がするのか、アナフィラキシー症状が出た場合、学校での対応策をお聞かせください。

また、本市の学校給食で、過去に食中毒やアレルギーに関連した事案があれば、その対応・教訓について明らかにしてください。

更に、新たな給食センターが稼働するようになれば、現行のアレルギー対策が、どのように充実されるのかもお示しください。

次に、給食センターの建て替えについてですが、学校給食法には「学校給食施設は、設計段階において保健所及び学校薬剤師等の助言を受けるとともに、栄養教諭または学校栄養職員その他の関係者の意見を取り入れ整備すること」とあります。

この給食センター施設の設計にあたって、学校関係者・保護者・作業現場や栄養士などからの意見の聞き取りはどのようにされたのか、また8月に行われた府の公聴会の内容をお示しください。

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