小学校教室、幼稚園にエアコン設置を

最初に、小学校普通教室・幼稚園保育室へのエアコン設置を求めて伺います。

今年の夏は、連日最高気温35度以上、40度に迫る勢いの猛暑となり、熱中症が「新たな夏の災害」と言われ始めています。 

消防庁のまとめでは今年の夏、熱中症で搬送された人は全国で7万人を超えて過去最高を記録し、亡くなる人も相次いでいます。

そんな中、愛知県豊田市では熱中症により小学校1年生の児童が亡くなるという痛ましい事故が起き全国に衝撃が走りました。校外学習での事故でしたが、愛知県は小学校へのエアコン設置を前倒しで進めることを発表し、全国の自治体でもエアコンの前倒し設置が急速に進められようとしています。

公立の小・中学校へのエアコン設置率は全国平均49.6%ですが、実際は地域間格差があり、文部科学省「公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果について」によりますと、最も高い東京都は99.9%、香川県97.7%とほぼ全教室にエアコンが設置されている一方、大阪府では77.3%となっています。

義務教育の現場である小中学校でのエアコン格差をなくすため、国の責任で公立の小・中学校および高校の全ての普通教室へのエアコン設置ができるよう補助を求めて日本共産党国会議員団、地方議員団で緊急に政府交渉を行いました。

さらに、同一都道府県内でも、市町村により0%〜100%まで、大きく開きがあり、大阪府教育庁の「小学校普通教室への空調設備設置状況調査」結果資料をもとに共産党大阪府議団が2018年7月に発表した一覧表によると、府下でも特に南河内が遅れており、富田林市では設置がたったの3.6%となっています。

日本共産党議員団は、毎年のように議会で小・中学校の普通教室へのエアコン設置を求め続けてきました。そして、中学校の普通教室へのエアコン設置については中学校3年生から年次的に進められる計画が実現し、今年度中学校の全ての普通教室へのエアコン設置が完了することになります。

しかし、昨年も私は9月議会で小学校の普通教室と地域から苦情も出ている音楽室へのエアコン設置を求めましたが、今年度予算化されたのは音楽室へのエアコン設置だけで、普通教室へのエアコン設置は言及されませんでした。

子どもたちの命を守り、よりよい学習環境をつくるためにも、そして、教職員の労働環境改善のためにも、今こそ全ての小学校普通教室へのエアコン設置を早急に進めることを、改めて求めますがいかがですか。

また、公立幼稚園のエアコン設置状況についても、現在は遊戯室と職員室のみの設置ですが、保育室へも設置が必要と考えますがいかがですか。

 

市内の児童や保護者の方からは、「熱中症で数日間学校を休んだ」「学校帰りに気分が悪くなった」「休憩時間に気分が悪くなりトイレで吐いている子がいた」などの声をお聞きしています。

教育委員会に小学校への聞き取り調査を依頼したところ、今年度、夏休みに入る7月20日までの間に、「学校内あるいは遠足など、他の場所での活動中に、熱中症が疑われる症状により、救急搬送には至らなかったけれど、保健室等で手当を受けた児童数」として、学校側の判断によるものの、全16校で133件があげられています。

また、「家庭などの学校外で熱中症が疑われる症状が原因で欠席した児童数」として、13件があげられています。

市は、子どもたちの命を守る責任ある立場として、また義務教育上の学習環境を保障する責任ある立場として、熱中症が問題になった今年、猛暑の学校現場に直接足を運び、授業風景を参観したり、室温調査や暑さ指数の計測、児童生徒・保護者への聞き取り実態調査などを行うということはされましたか、お聞かせください。

 

暑さ指数WGBT(湿球黒球温度)は、熱中症予防を目的としており、単位は気温と同じ摂氏度で示されますが、その値は気温とは異なり、人体と外気との熱のやりとりである熱収支に着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れた指標です。

まずは、この暑さ指数という指標を用いての調査や、各クラスへの室温調査など、教育現場の実際の状況把握を教育委員会が責任を持って行うべきであると考えますがいかがですか。今後の計画についてお聞かせください。

 

室温については、学校の構造や様々な条件の違いはありますが、1階2階3階と上に上がるにつれ、温度が高くなる傾向があります。

現在、扇風機2台程度を室内天井に付いており、それを稼働させ、カーテンを開けて風を通すなど、工夫をされていますが、西日がさす時間など、カーテンを閉めないと陽が差し込んで余計に暑いという時間帯には閉め切らざるをえず、大変な温度になっている教室もあります。

暑すぎてトイレ周辺に異臭が漂い、トイレ横の教室では匂いのため勉強に集中できないとの声もあり、私が実際調査に行かせていただいた日も、本当に匂いがひどく、子ども達が心配になりました。

こういった状況は把握されていますか。今後、対策を求めますが見解をお聞かせください。

 

以前、ウオータークーラーが各学校に設置されていましたが、O−157を機に廃止され、現在は子どもたちが家庭から水を持ってきていますが、それでは足りずに水道水を飲んでいる状況もあると聞いています。 

水を自由に飲めるように、リース式のウォータークーラーの設置などをひとまず取り急ぎ検討されてはいかがでしょうか。

 

災害時の避難所に指定されている体育館へのエアコン設置状況はどのようになっていますか。万一長期に渡り避難を要する災害が起きた際、現在空調設備のない指定避難所等へは、緊急に空調設備を入れる必要が生じる可能性がありますが、その際の対応について、どのように考えておられますか。

 

カテゴリー: 活動報告   パーマリンク