活動記録

  • 公共施設の将来は、利用者・団体の意見を大切に

    2018年3月7日 _富田林HP 管理者

    最後に、1月にパブリックコメントが実施され、施政方針でも述べられた各種の計画策定について、市民の声をより反映させていくためにお聞きします。

    まず、施政方針で、「『公共施設再配置計画』に基づく『個別施設計画』を策定し、市民の意見も聞きながら、公共施設マネジメントを推進」していくと言われました。その、「富田林市公共施設再配置計画(前期)(素案)」についてです。

    これは、「高度経済成長期に整備された公共施設」の多くが、更新時期を迎えようとしており、これらの「施設すべてを、市民が安心して利用できる状態で維持していくためには、その修繕及び更新等に莫大な費用が必要」となるため、「平成28年3月に、策定した『富田林市公共施設等総合管理計画』に基づき、個別施設計画(実施計画)の策定に向けて、各公共施設の方向性を示す」ものであると説明されています。

    本市の「市政を長期的な視点で総合的かつ計画的に推進していくための指針」として「総合ビジョン」が策定されています。そこでは、「人口減少の抑制に取り組む」ための施策展開が示されています。

    しかし、「富田林市公共施設再配置計画(前期)(素案)」では、「今後、ますます人口減少、高齢化が進行すると予測」して、市の財政も「今後も厳しい財政状況が続くと考えられる」ことを前提としたものとなっています。

    国が求めているように、「計画的な更新・統廃合等による総量の最適化」、長寿命化、ライフサイクルコストの縮減を図ることで、将来的に必要となる更新費用を最小化、平準化していく」ことや、「量から質へ」の名のもとに、「市民一人あたりの公共建築物の延床面積を現況と同程度維持することを目標とし、総量の最適化」を推進することになり、人口減少にともない公共施設の廃止、統合が進められることを一番心配しています。

    公共施設の「設置目的」から存続・廃止を考えるべきだと思いますが、維持コストを優先して施設管理の検討をすすめることになるのではと危惧しています。見解をお聞かせください。

     

    次に、この「計画(素案)」で気になる記載事項を紹介し説明を求めます。

    まず、幼稚園や小学校用地をはじめ公共施設用地で、「借地」があることについて、歴史的な経過もあることと思いますが、特徴的なケースについて説明を求めます。また、将来的に市の用地とする考えがあるのかもお聞かせください。

    次に、「かがりの郷」について、「他用途の受入れ(一部転用)を検討します」とありますが、どのようなことを想定されているのでしょうか。

     

    青少年センターの「旧施設については、除却及び跡地の売却等について検討します」とされています。周辺住民の方からは、「民間に売却されると市役所や公共機関が集まっている玄関口に、何が来るかわからない」と不安の声が上がっていますので、計画をお聞きしておきます。

     

    小学校・中学校については、「機能統合についても検討を始める」とあります。将来の「児童数の推移を見極めながら」としていますが、どのような状況になれば検討を開始されるのでしょうか。

     

    「板持幼稚園及び東条幼稚園については、廃止し除却します。喜志西幼稚園については、廃止の上、他用途の受入れ(転用)を検討します」とあります。これらの幼稚園については、通園を希望される園児の発生を全く見込めないと判断されているのでしょうか。

     

    「公的保育が担う役割を明確にし、幼稚園のあり方も勘案した上で、保育所の配置を検討していく」とあります。以前、「富田林市立幼稚園・保育所あり方検討委員会」に出された、将来の保育所・幼稚園構想について、市内を4つのブロックに分けて、現在、6園の公立保育所を将来は4園に、公立幼稚園13園を将来は5園にし、新たに「こども園」を「公立1園、私立1園」設置するという「事務局案」が再燃するのでしょうか。

     

    「けあぱる」については、「民間事業者への譲渡等を検討します」とありますが、高齢者福祉における公的責任を後退させることにならないのでしょうか。

    「児童館」については、「『若松地区再整備基本構想』において検討している新施設に機能移転を検討」するとしています。そして、「新施設については、民間活力の導入について検討を行う」とありますが、具体的にはどのように考えておられるのかお聞かせください。

     

    消防団車庫について、「建物劣化度が高い」との記載があります。昨年の台風による大雨などで土砂災害などが本市でも発生しました。防災や、災害時の対応で消防団の役割が大きいと思います。

    特に、広範囲の大規模災害が発生した時には、それぞれの地域で活動していただかなければなりません。防災や災害時の活動拠点となる消防団詰所・車庫で、「建物劣化度が高い」と判断されているところについては、早急に改善する必要があります。見解をお聞かせください。

     

    以上紹介した事項について、改めて計画の説明を求めます。

    また、以前にもお聞きしましたが、改めて、公共施設の今後の在り方を検討するうえで、それぞれの施設利用者や利用団体の意見を大切にしていただきたいと考えますが、見解をお示しください。更に、パブリックコメントで寄せられた意見や対応についてもお聞かせください。

     

    次に、「富田林市空家等対策計画(素案)」についてです。これは、「空家等の現状や課題を踏まえ、本市における空家等対策を総合的かつ効率的に推進するため、空家等対策の基礎となるもの」とされています。

     

    次に、「富田林市高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画(素案)」についてです。これは、「平成30年度から3年間の高齢者施策の総合的な推進と介護保険事業をまとめるもの」とのことです。

    次に、「第4次富田林市障がい者計画(素案)」です。これは、「本市の障がい者施策を総合的かつ計画的に推進するための基本計画で、平成30年度から平成38年度までの障がい者施策」とのことです。

     

    つづいて「第5期富田林市障がい福祉計画・第1期富田林市障がい児福祉計画(素案)」についてです。これは、「障害者総合支援法および児童福祉法に基づき、必要な障がい福祉サービス、障がい児通所支援ならびに相談支援などが、地域において計画的に提供されるよう策定する計画で、平成30年度から平成32年度までの障がい福祉施策」とされています。

     

    この項の最後は、「第2次富田林市子ども読書活動推進計画(素案)」です。「すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう積極的にそのための環境の整備を推進することを目的に計画を策定」するとしています。

     

    以上の計画について、1月にパブリックコメントを実施されましたので、寄せられている意見や市の対応をお聞かせください。

    また、パブリックコメントだけではなく、各種の計画については、関係団体の意見を聞く場を設けるなどの対応も必要と考えますが、見解をお示しください。

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  • 生活保護制度改悪を許さない

    2018年3月7日 _富田林HP 管理者

    次に、国による生活保護制度の改悪をゆるさないために伺います。

    先ほども、子ども医療費助成制度の充実と就学援助制度の拡充を求めましたが、施政方針では、「子どもたちが、生まれ育った環境に左右されることなく、夢と希望を持って成長できるよう、子どもの貧困対策を推進します」と述べられています。

    しかし、政府は、生活保護費の「生活扶助費」を、2018年の10月から3年かけて段階的に最大5%引き下げようとしています。都市部に暮らし、子どもが二人いる世帯の夫婦では年間10万8千円の減額になります。

    すでに生活保護制度については、老齢加算の廃止、住宅扶助や冬季加算の減額など相次いで削減されています。これらの改悪により、たとえば30歳代の母親と小・中学生がいる母子世帯では、年間で20万円の切り下げとなっています。

    少子化を「国難」と言いながら、子育て支援に逆行する“弱者いじめ”が進められています。

    生活保護の問題は、制度を利用している人だけの問題ではありません。今日の日本で貧困は特別の事情ではなく、ひとり親家庭や、倒産、失業、リストラ、病気、親や家族の介護などで職を失えば、誰もがただちに生活の危機に陥るというのが現状です。

    生活保護基準は、住民税の非課税限度額、就学援助、最低賃金、国保や介護保険の負担減免、公営住宅の家賃減免など多くの制度とも連動し、その切り下げは国民のくらしを支える制度の全面的な縮小に直結します。

    生活保護制度は、憲法25条が明記した国民の生存権をまもる“最後の砦”で、生活保護費の水準は、国民生活の最低基準を示すものであり、憲法が保障した人権を守る制度として前進させるべきものです。

    社会保障の充実を名目に導入された消費税により、国は349兆円もの税金を国民から徴収しましたが、社会保障制度は悪くなる一方です。

    消費税増税による財源は大企業と大金持ちの減税に充てられ、大企業には国家予算の4倍にも相当する417兆円もが、内部留保となり莫大な利益となってため込まれています。

    しかし、安倍政権の5年間で、働く人の実質賃金は年間で15万円減り、OECD先進諸国では日本だけが「貧困ライン」が下がるという異常事態がつくられています。生活保護世帯は6か月連続で増加、昨年9月に実施された厚生労働省の調査速報値では、164万2273世帯で過去最多となっています。

    安倍首相は通常国会の施政方針演説の中で、「民需主導の力強い経済成長が実現」したと自画自賛しましたが、実際は生活保護世帯や低所得者を含める貧困ラインと、国民の所得は下がり続けているのが実態です。

    そこで、富田林市民の経済的な実態についてお聞きします。

    安倍政権になった5年間で、富田林市民の給与所得者の平均収入と実質賃金の変化を教えてください。

    貧困層の実態を表す、所得が最も少ない10%の層の所得上限はどう推移しているのでしょうか。

     

    安倍内閣は、生活保護を引き下げ、格差と貧困の拡大に拍車をかけようとしています。

    今回の政府の生活扶助水準の見直しの最大の問題点は、「一般低所得世帯」すなわち所得が最も少ない10%の層の貧困化に合わせるように、生活扶助基準を引き下げるという点です。憲法25条が保障する健康で文化的な生活の水準は、引き下げるものではなく国の責任で向上させるべきものです。

    国で生活保護制度が改変された場合、市民にあたえる影響について伺います。

    生活扶助費が増える世帯と、減る世帯の比率はどうなるのでしょうか。

    また、支給される生活扶助費の総額はどれだけ減らされるのかお聞かせください。

     

    富田林市では、市民の平均収入が減り低所得者層が増加しています。しかし、生活保護の利用者数は減少しています。

    生活保護を利用する対象範囲にある人のうち、実際に利用している人の割合が生活保護の捕捉率ですが、日本の補足率は約2割と言われています。ドイツは6割、イギリスは5割、フランスで9割とされる調査があります。

    貧困打開のためには、最低賃金の引き上げ、年金の引き上げ、非正規社員の正規化、男女の賃金格差の是正など国の総合的な対策が必要です。そして、市民の最低限の生活を保障するためには、市として生活保護制度を利用する捕捉率を引き上げる必要があります。

    日本共産党は生活保護制度を使いやすくするために、国会で、この法律の名称を「生活保障法」に変えることや、国民の権利であることを明らかにし、制度の広報・周知を義務付けること、定期的に捕捉率を調査、公表し、補足率の向上に努めることなどを提案しています。

    市の生活保護を利用している世帯数と、今後、市が生活保護の捕捉率を引き上げるための対応策をお聞かせください。

    市の担当課も関係部署との連携をとりあい、市民の暮らしを支える対策と努力をされていますが、生活保護制度のあり方について市の見解をお示し下さい。

     

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  • 医療体制の充実を

    2018年3月7日 _富田林HP 管理者

    次に、医療体制の充実を求めて伺います。

    まずは、近大病院の移転による3次救急医療への影響についてです。

    本市も参加している大阪府南河内保健医療協議会には、2016年に、近畿大学から300床規模の二次救急、小児科、産婦人科などを含む、現状とほぼ同程度の28の診療科目を備える急性期機能の病院を残す予定だと報告されていました。

    ところが昨年、2017年11月に近畿大学は大阪狭山市にある近大医学部附属病院を堺市に全面移転させると発表し、一般病棟300床を分院として残すとしていた計画も撤回されました。

    近大病院が全面的に移転すると、大阪府の8つの医療圏の中で南河内医療圏は唯一、3次救急医療機関がない地域となってしまいます。

    大阪府では、「急速な少子高齢化の進行や生活習慣病の増加等に伴う慢性疾患中心への疾病構造の変化、医療技術の高度化や住民の価値観の多様化など、保健医療を取り巻く構造が大きく変化している中、地域の実情に応じた効果的な医療提供システムの構築と地域における様々な分野の総合的な連携システムの確立を図ることが重要」として、2008年に大阪府保健医療計画が策定され、府下を8つの医療圏としました。

    そして、大阪府は、「大阪府地域医療再生計画」で「三次救急医療機関が設置されていない医療圏」について、「重症患者の受け入れ先選定に時間を要するケースも多く見受けられる、早急に救急医療体制の再構築を図ることが求められる」としていました。

     

    三次救急は、初期救急や二次救急では対応できない、生命の危機を伴う重症・重篤な救急患者に対する救命措置や高度な医療を総合的に24時間対応する、地域における救急医療の最後の砦です。

    大阪府は「日本一の救急医療体制をつくる」と宣言しながら、南河内医療圏に対し二次救急医療体制整備補助金や小児救急医療への補助金を、2011年以降ゼロにしてしまいました。

    富田林市を含む南河内医療圏にとって近大病院が完全移転してしまうことは、医療圏域から高度医療を提供できる特定機能病院でもある三次救急病院がなくなることになります。近大病院の移転に協力し、南河内医療圏の救急医療体制を弱めてしまう大阪府の姿勢は容認できません。

    大阪府が三次救急・二次救急医療体制を後退させる責任は重大だと考えますが、市の見解をお聞かせください。

     

    昨年末には、南河内医療圏の6市町村が近畿大学の理事長あてに、移転計画の変更をもとめる要望書を提出しました。

    地元の大阪狭山市内だけではなく、南河内医療圏全域で大阪府知事と近畿大学理事長にむけて、「近畿大学医学部付属病院移転に伴い、すでに発表されてきた新分院の一般病棟300床実現をもとめる署名」が各地で取り組まれています。

    施政方針では「二次救急医療体制の円滑な実施に向け、南河内医療圏の市町村で連携」すると述べられていますが、市は、近大病院の全面移転により、南河内医療圏の急性期医療や病床確保への影響をどうみるのか、見解をお聞かせください。

     

    次に、富田林病院の医療体制について伺います。

    近大病院の移転により、南河内医療圏の救急医療体制は後退してしまいます。

    市民から不安の声が多く聞かれますので、富田林病院の救急医療体制を強化する必要があると考えます。

    市の中核病院である富田林病院は、新病院へと全面整備が準備されています。

    富田林市と済生会との間で締結された基本協定書では、富田林病院が「一般急性期を基本に、引き続き富田林市の各種施設等への協力及び政策的医療(救急医療、小児医療及び災害時医療)を積極的に提供するものとする」とあります。

    富田林病院の救急医療体制の現状と、新しい富田林病院で救急医療体制はどのように強化されるのでしょうか。また、小児医療や、周産期医療についても、お聞かせください。

     

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  • 就学援助制度の拡充を、入学前支給を

    2018年3月7日 _富田林HP 管理者

    次に、施政方針で、「就学援助制度については、申請時期の見直しによる早期支給を図るとともに、新入学児童・生徒に対する学用品の入学前支給に取り組んでまいります」と言われていますので、就学援助制度の拡充や、新入生への入学前支給について伺います。

    子育て世帯の実質賃金が低下し、教育費の負担が家計を直撃する中、憲法第26条で保障された「義務教育の無償化」に基づく就学援助制度の拡充を求める声が広がっています。

    学校教育法第19条では、「経済的理由によって、就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対しては、市町村は、必要な援助を与えなければならない」と規定しています。そして、経済的困難を抱える児童や生徒の保護者に対して、学用品費等を支給するため就学援助制度があります。

    要保護者には国が2分の1を補助し、準要保護者には国の補助はなく、市町村が独自で実施している状況です。

    国の生活保護制度改悪計画によって、生活保護基準の1.3倍と定められている本市の就学援助制度の中で、これまで就学援助対象になっていた世帯が今後、制度から外されるといったことも懸念されます。

    国の生活保護制度が改悪された場合、本市の就学援助制度への影響について、お聞かせください。

    影響が出ることが考えられる場合、現在、就学援助制度を利用している世帯や、これから受給される方々に対する措置水準が下がることのないようにしていただきたいと思いますが、見解をお聞かせください。

     

    また、日本共産党は国会でも市議会でも、入学準備金の支給は「必要な時期に必要な額を」と、改善を求めてきました。

    日本共産党の田村智子参議院議員の国会質問を受け、入学準備金の交付要綱が見直され、「就学予定者」の保護者に加え、小学生も中学生と同じように入学前に支給できるよう各都道府県教育委員会教育長宛に通知され、2017年度から小学生についても入学前に支給した「新入学児童生徒学用品費等」が国庫補助金の対象に追加されました。

    この通知を受け、入学準備金の入学前支給を実施する自治体が広がっており、2017年7月の文部科学省の「就学援助実施状況調査結果」では、2018年の新入生から入学前支給を実施した市町村の割合は、小学校で41%、中学校で49%まで広がっています。

    私たち議員団は昨年12月議会でこの課題について、富田林市では他市と比較しても最も遅い10月に支給されているという状況をあげ、これでは入学時に必要なランドセルや制服、体操着など、さまざまな学用品を揃えることができず、子ども達の心を傷つけることにもなりかねないと訴えました。

    今年、2018年4月に入学する児童・生徒には入学前支給は間に合いませんでしたが、先の全員協議会での説明で、従来の10月支給から8月支給に変更されるとのことで、少しでも早い支給に向けて努力していただきました。

    申請時期も早めて、2018年度からは4月8日に開始して5月15日までとお聞きしました。しかし、様々な事情により申請時期を過ぎるケースが考えられることから、申請時期を過ぎても随時申請を受け付けることは、市町村が実施すべき「必要な援助」として当然のことと考えますが、見解をお示し下さい。

     

    また、2019年度新入学となる小・中学生からは前年度の3月支給をするための予算計上もされ、制度を改善されます。

    この入学前支給について、申請時期や周知の方法などを含め、今後どのように進められていくのか、詳しくお聞かせください。

     

    さらに、2010年度から要保護児童・生徒援助費補助金の対象費目に追加された、クラブ活動費や児童・生徒会費、PTA会費を就学援助の対象として拡充する自治体も年々増えています。本市では中学校給食も就学援助の対象外となっており、これについても対象とするよう求め続けてきました。

    これら、就学援助の対象範囲の拡充について、本市でも早急な対応が必要と考えますが、見解をお聞きしておきます。

     

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  • 子どもの医療費助成制度、18歳まで拡充を求めて

    2018年3月7日 _富田林HP 管理者

     

    次に、施政方針で「子ども・子育て支援の充実」と言われておりますので、本市の子ども医療費助成制度を現行の15歳までを18歳までに拡充する事を求めて質問します。

    2016年9月議会に新日本婦人の会から出された、子ども医療費助成制度の拡充を求める請願が、2017年3月議会において全会一致で採択されました。

    この請願の趣旨は、国に子ども医療費助成制度の創設を求めること、全国水準からみても低い水準にある大阪府の制度拡充を求めること、富田林市として、現在の15歳までの助成制度を18歳まで広げることを求めるものです。

    経済格差が広がるなか、子どもの貧困が深刻な問題となっていますが、政府は、子ども医療費助成制度を設けていないばかりか、独自に医療費助成を実施している地方自治体に対して、国からの国民健康保険への支出金を減額するというペナルティ措置をとってきました。

    これに対し地方自治体から、減額調整というようなペナルティを課す仕組みは「少子化対策に逆行している」と、廃止を求める声が強まり、2018年度から未就学児への医療費助成はペナルティ対象にしないことを決めました。

    2018年度政府予算案では、その影響額56億円を反映させています。

    しかし、就学児童生徒に対する医療費助成をしている自治体への減額ペナルティが引き続き行われていることに対して、「なぜペナルティを全廃しないのか」と疑問の声があがっています。

    「子どもの医療費助成等にかかる国保の国庫負担減額調整措置の全面廃止」を求める必要があります。

    また、厚生労働省は、2016年12月に「見直しにより生じた財源は、各自治体で、さらなる医療費助成の拡大ではなく、他の少子化対策の拡充に充てることを求める」と通知するなど、地方自治をないがしろにするような態度をとっています。

    厚労省が2016年度に全国の自治体を対象に行った、子ども医療費助成制度の実施状況の調査でも、全国すべての市町村で未就学児については、何らかの医療費助成をしています。

    この結果をみても、国に子ども医療費助成制度を創設することを、すべての自治体が望んでいる事は明らかです。地方自治体が更なる子ども医療費助成制度充実をはかっていくためにも、国が責任を果たしていないことは重大です。

    都道府県レベルでは、子ども医療費の一部自己負担金無料化へと進んでいる自治体も増えています。長野県では今年8月から一部自己負担金の無料化を決定しました。

    また、自己負担金無しが主流となっている東海地方で、三重県も2019年4月からの一部自己負担金無料化を打ち出しています。

     

    ところが、大阪府の「乳幼児医療費助成制度」では、通院の対象年齢を就学前までにしながら厳しい所得制限をもうけたことにより、制度を利用できない世帯が増えるとともに、多くの市町村でかえって負担が大きくなるという全国でも最低水準の冷たい制度となっています。近隣では、京都府が通院・入院ともに15歳まで助成しており、所得制限もありません。

    こうした中でも寝屋川市や豊能町は、対象年齢を高校卒業まで引き上げるなど、市町村独自の予算上乗せの努力による制度拡充が続いていますが、大阪府の制度で助成対象を拡大し、所得制限をなくせば、府内のどの市町村でもさらに制度の拡充を進めることができます。

    このような状況から、継続審査で議論を尽くし昨年3月市議会で採択された「請願」にもあるように、国や府に意見をあげていくことが必要です。市からはどのような要望をされたのかお聞かせください。

     

    子ども医療費助成制度の拡充は、市民の皆さんの切実な願いであり、少子化対策として、いま最も求められているものです。市が昨年3月に公表した「子どもの生活に関する実態調査」でも述べられています。

    子育てにかかる負担軽減のためには、子育て世帯の経済的負担の軽減、特に医療費の軽減に取り組むことが必要です。

    市民の声として出された請願を、市民から負託を受けた議会が全会一致で採択したという事実を重く受けとめ、実施に移すべきだと考えます。市民のいのちと暮らしを守る自治体として、本市が医療費助成を18歳までに引き上げるという対応をするかどうかに、市民の皆さんの期待と注目が集まっています。

    不動産業者のホームページでも家探しをしている子育て世帯向けに、各自治体の子ども医療費助成制度を比較して載せているサイトもあり、いまや子ども医療費助成制度が住みやすいまちを選ぶ指標となっています。

    本市の制度として、子ども医療費助成の対象年齢を現行の15歳までから18歳までに拡充することを強く求めるものですが、見解をお聞かせください。

     

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